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ニュースレター 成人式

  • cocorokirakira-day
  • 4月11日
  • 読了時間: 2分


 今年、小学校の特別支援学級を担任していた時の教え子たちが成人式を迎え、式典後に

一緒に食事をしました。久しぶりに会った子どもたちは、学生や社会人になっていました。

皆、私よりも背が高く、たくましくなっていました。身体だけでなく、いろいろな面での

成長がみられました。「挨拶できるねえ」「お金の計算が自分で出来るね」「親がそばにいなくても平気だね」「遠慮や気遣いもできるねえ」「自分がやりたいこと、食べたい物、

してほしいことをちゃんと言えるねえ」などと、いろいろ感心していました。小学生のころと比較しているから当たり前のことと言えばそうなんですが、私はいろいろ感激しました。

 親御さんは、これまでの間いろいろな悩み、葛藤など、ご苦労があったことでしょうが、本人たちとおしゃべりをしていると、本当にすくすくと育った感がありました。何より、

生きていることを楽しんでいることがうれしかったです。



 「やりたいことをする」「楽しいことを見つける」「失敗しても大丈夫、気にせずもう一度トライする」、そんな姿勢で生活している子どもたちでした。

 「仕事やバイト先では失敗したり、怒られたりもしているみたい」と、式典後に会った親御さんは言っていました。そんな中でもくじけずに頑張っているんですね。「どうしたら、そんな風に生き生きと生活できるのでしょうか?」「どんな力をつけてあげたらいいので

しょうか?」

 いろいろあるでしょうが、基本的にはその子に関わる周りの人は、愛情をもってその子に寄り添って、見守ることではないでしょうか。子どもは自ら道を見つけていくのでしょう。傍で信じて待っていたら良いのかも知れません。当たり前のことですが、今回成人した子どもたちに会って、改めてそう感じさせられました。

 卒業時には、将来について心配に思うこともありましたが、今回、立派に成人した子どもたちに会えて、本当に幸せです。ありがとう、ありがとう、子どもたち!


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